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2017年2月11日土曜日

就職活動に失敗できる人間の物事の考え方

『もし、これをあなたが見ているというならば、
私はその時期、仕事がなくて暇なので
思い出したかのようにブログを更新したのだと思う』


今回は、『就職活動に失敗できる人間の思考』をテーマに、
大して中身のない話をして時間を稼ぐ事になります。

自分は、いわゆる超就職氷河期とい呼ばれた時代に社会に飛び出しまして、
的確かつ確実に就職に失敗できた逸材なわけですが、
やはり、他の人よりも何が良かったかというと、
その超就職氷河期を社会や政治や時代や、他の人々のせいではなく、
明らかなる自分自身の問題点で就職に失敗できたという点に尽きるわけです。


そういうきちんと失敗した実体験のある人間の言葉は説得力が違うとかなんとか。


とりあえず、そんな俺の立場で言える事なんてないだろうという
一般的評価は置いておいて『物事の考え方』に絞って話をするとします。


○面接などでも影響する物事の考え方


履歴書の内容がどうこう言われても、それはもう今更どうこう出来ません。
どうにかできる部分としてはやはりコミュニケーション能力というか、
面接等での対応につきると思いますが、
一体どういう考え方だったら失敗できるのかを探ってみるとします。


この手の話の時にいつも思い出すのが、
結構古い話(7~8年ぐらい前)なのですが、

『面接にマスク(市販の口を覆うようなもの)をしていったら面接に落ちた』

という話でネットが盛り上がっていたところを見たのです。


では、この段階で仮に どう思いますか? って聞かれたとします。

俺は『へぇ、そうなんだ』ぐらいにしか思わないので、
普通に「この段階では何とも言えないので分かりません」って答えちゃいます。

どう思ったかと言われたら、情報が少なすぎると思っただけなのです。

もし、この段階で面接に落ちたという部分で、
「可哀そうですね」みたいな意見がでたら、
それは思い込みによる感想でしかないのです。

後でも言うかもしれませんが、
問題を解決したい人と不満を解消したい人の思考の差です。
(どっちが良い悪いではなく、そこに思考がシフトしてるだけという意味で)

 

▽ここから自分なりに物事の考え方を整理してみます。


 自分があくまで自分の考えとして人に言ってるのは、
そもそも(問題を解決したい人と、不満を解消したい人の対応は違う)ということで、
どっちが正しいとかじゃなくどっちも必要だけどやり方と考え方が違うという話。

では、先ほどの問題を瞬間的な感情論で見てみましょう。

面接に落ちたという点に就活側の立場で同意してほしいなら、
面接に落ちて残念ですねとか、そんな事で面接に落とされるの酷いですね、
といった考え方で答えてみます。
仮に、この考え方は中身が無さ過ぎて100%アウトという事にしておきます。

では、相手は何を意図してその話をしたのかという点で踏み込んでみます。

その物事にその情報のみで肯定か否定かを即決してくださいという
即決力を図る意味(強引すぎる例えですが)でなら、
さっき100%アウトだったものにも悪いと言い切れない部分がでます。
感情論ですが即決し、伝えている事には間違いないという部分です。
そんなことは常識的に少ないとしても、相手がそういう意図なのであればです。

では逆に「この時点では答えが出ない、その時あなたは何を答えますが」
という目的でなら、その時点で求められているのは『正解の答え』ではなくて、
何か別の情報を引き出すような受け答えを出来るかどうかの部分です。。
だとしたら、自分が最初に言ってしまった
「この段階では何とも言えないので分かりません」 はアウトです。

何も言えないのは分かってます、だからこそあなたは別の情報を引き出し、
または他の話題などを繋げて、次の段階への足掛かりを作る必要がありました。

そんなこと説明されなきゃ分からないよ 
という状況に対して、
・説明してくれない方が悪い と考えるか、
・説明を引き出せていないところに能力不足を見るか の点です。

つまり、この段階は『相手が何を意図しているか』が分からないので、
結局自分の感覚で何を答えてもアウトになる可能性が非常に高いわけです。

例えばこれを正解のない状況だとしましょう。
 
だとしたら
「じゃあ、何が正解なんですか?」って発想は失敗しやすいので要らないんです。
人と人との会話で、ましてや片方が自分自身ならば
正解なんてものは自分で作っちゃっていいんです。
だって、他にない自分を売り込むなら、
他から正解もってきたらダメでしょう的な考え方です。


▽マスクの話に戻ります。


まず最初にマスクをしていったら面接で落ちたという話が、
仮に本当にそれだけが理由で落とされたとして、
酷い話かというとそうでもないですよね。
厳しい話ではあるかもしれない。

何にしても会社側、面接官側に決める権利がある話なので。

俺らの時代で言うと、
「面接は私服で良いですよ」って書かれてたので、
じゃあ、私服で行ってみたら
「え、本当に私服で来ちゃったの?スーツでしょ?言われなくても分かるでしょ」
って言われたりする話。
じゃ、スーツで行くかってなったら
「え、スーツで来たの?私服で良いって書いてあったのに、読まなかった?」
ってのもあったわけです。


この二つを聞いて「じゃあ、どっちなんだよー」
って発想にしかなってない場合は就職活動に失敗できます。
どっちなのかを聞くという行為自体は、日常的で普通の思考ではありますが、
人生の分岐点の答えを全部人に決めてもらうつもりか?って事なのでアウトに近い。


そういっても、とりあえず一回失敗した後に気付くこともあるんです。
まず相手の会社を知ろうとしてなかったんじゃないの?
前者だったらスーツで来なかったのかって注意された時点でピリッとした感じなのだから、
「申し訳ありません。注意書きの方で私服で良いとあったもので私服で来てしまいました。
 一般的な面接の常識としての社会のマナーについて不勉強でした」
ぐらいは最低返しておけばマイナス分のダメージは多少減ったかもしれない。

後者においては逆にラフな空気をもっている会社でもあるようだとなれば、
「すいません、私服で良いという部分は見たのですが、そうは書かれていても
 スーツで行かなければいけないという話も聞きましたので、
 気合いれてスーツで来てしまいました」
ぐらい返しておけば良かったかもしれないとか。

あとは結局自分のキャラクターと言い方の問題なところが大きいですし、
同じことを言っても片方で正解、片方で不正解なのは普通なのですから。

恐ろしい言い方をすると、どっちでも良かったのに、
それをプラスに持っていく能力が自分になかっただけでしょという話になりかねない。

じゃあ、マスクをしていったから落ちましたって話はどうか?
まず、冷静になって疑問点だけ上げていくと、

・本当にマスクをしていった事が原因だったの?
・マスクを付けているとマイナスになる要因ってなんなのか?
・なんの職業の面接に行ったのか?
・もしマスクを注意されたのであればその時にどんな言葉を返したのか?
・なぜマスクをしていったのか?その理由は説明したのか?

などの疑問の一部が上がります。

疑問を元に考えてみると、