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2016年3月5日土曜日

LWNP『平成27年一人総会』成功と失敗

一人総会による平成27年度の報告書


別に株式会社でもなく、従業員も居ない個人の事業ですが、
一人総会なるものを開き、プラスとマイナス、
上手く行った部分と失敗した部分を上げておきます。
この事業(事業主)の問題点が分かります。

個人情報に関しては、自分の場合、
情報拡散はあまりしておりませんので、
正確な本名や住所などが気になる人は、 その確認を『特定商取引法に基づく表記』の方でご確認ください。
損益計算書、貸借対照表の公開は行っておりません。
また自分の株を自らの発言で上げたり下げたりしてますが市場には無害です。


※ ペンネーム、ハンドルネーム等(ネット上の偽名)について
ネット上では「荻悟(おぎさとる)」という名前も使ってましたが、
あれはペンネームとネット上のハンドルネームです。
たまに中国系の人かと言われましたが日本人です。
山側茨城と海側茨城のハイブリッド型茨城県民です。

○一人総会において

一人総会は原則一人で行われています。
一人総会は事実の確認と現状の把握が目的となります。
一人総会は単なる自問自答です。




○プラス業績(比較的に上手く行った部分)

前年度試して一定の効果があったものに関して説明




・仕事全般

現在進行形なので上手くいっているような気がする。。
 またの言い方をすると、あまり予定通りには上手く行ってないのだが、
 未来の成功のために努力をしている状態。
 これが成功事例なのか失敗事例なのか分かるのが数年後になるので分からない。

    ○いくつか実際にこの事業形態でやってみて、
     一年前思ってた通りの部分とそれと全く違う部分がある。
     社会的な動きにしたってそうなので、
     今の時代、皆こんな感じなんじゃなかろうかという、
     そんな気持ちがあったりしたりする。
 

・資格や許可証、準備関係のもの

基本的に『ちょっと頑張れば誰でも取れる』的な状態でスタートしています。
 『この程度の資格じゃ雇われない』から『この程度の資格でも利用できる』へ。
 基本的に『ぶっちゃけほとんどの人が簡単に取れる』ことが重要。 

   一応、やっておいてプラスだったものは、
    ○古物商許可証 
       (お金はかかりますが、普通に取れて証明しやすい)。
    ○小型車両系(聖地等)特別教習
       (講習を受けて取れるやつで、問題はどこで実戦してスキル上げるか)
    ○ネットバンクのビジネス口座
      (ネットで商売しやすい。準備は簡単。ただ依頼主が使わないと動きがない)
    ○ ゆうちょ銀行口座の分割
      (生活でゆうちょ使ってたので仕事には無理かと思ったが、
       色々話を聞いてたら上限下げて2つに分けれたのでオークション等振込で便利)
    ○ネットショップのビジネスアカウント
      (資金調達が上手く行った時に商品さえ入れば売ることが出来る・・・)
    ○名刺、住所入り屋号スタンプ、角印(社印)、見積書テンプレ等
      (どっちみち必要なので作っておいて100%プラス)
    ○クラウドサービス、ネットレンタル、ドメイン、アカウント色々
     (資本力がないのでちょっとでも安くすませたい。
      どうやったって個人管理の限界があるので、
      データ同期・盗難除け・責任所在のためのログ等、リスク減らしに大活躍)


・ショップ

事務所販売は準備が整わず、全てネット上でのやり取りだけに。
 基本的に商売というほど機能してなかったが何もしないよりはましだった。

     ○もう少し踏み込んだ話。
      Yahoo!オークションの仕組みが去年一年だけでも結構動いていて、
      一般的な利用方法だと≪商品を売ってお小遣い稼ぎ≫の方が強いが、
      実は事業形態の無名な人があそこに出すと≪それを相手にしてる人・業者≫
      からの一定の反応が返ってきて、その情報の方がありがたい。
      【面倒くさい】と思わずに全部の話やメールに目を通してたら、
      ≪素人を相手にするビジネス対応≫が会社によって違うので、
      「なるほどなー」と思える。ただし、気を抜くとそのまま上手く金取られる。
      ついでに言うと、このブログやツイッターもそうなのだけど、
      こちらから実生活の方で情報を提供した以外の反応は、
      基本的に≪探し出す能力や会社的仕組み≫がある人しか見つけないので、
      どういう目的かがはっきりしてて話すので学ぶことが多かった。

・パソコンとスマホ

様子見など一切せずに速攻でWindows10を導入。
 トラブルが起こるたびにそのつど対処してたら早めに対応できた。
 エプソンのPM-A700という超古いプリンタを、
 通常ではwin10で使うことが出来ないため制限解除モードでやって認識させたり、
 HDDやDVDドライブ、サウンドボードの認識させるために色々やった。
 ちなみにこれら全て『古いものをいつまでも使っている』から起こるので、
 新しいの買ったらいいだろうと言われると終わる種類の努力。

 スマホデビューして、1年以内に使いこなした。
 もう、スマホなしでは仕事が(効率よく)出来ない。
 スマホを使う事でカーナビは要らなくなった。
  

・話しかけ

この部分が最も難しく、最も大きな動きを生んだと言える。
 『特に大した用もないのに、一回も話した事のないような人に話しかける』
 それだけ。そこから始める。
 これ以外にゼロからブランドも背景バックアップもなしに
 地域型コミュニケーションをスタートする方法が思いつかなかった。
 トラブルや問題、批判的見方などもはや相手にならないほど
 早く事が動くと実感した。




●マイナス業績(結果的に上手く行ってない部分)

結局口だけで実際は出来なかったじゃねぇか関係の説明

・売上面

当たり前なのだがスタート直後からは全然仕事が取れない。
 信頼も実績も全くない状態でどうやって仕事をとるかが課題となって、
 それを克服しようと対応してるうちも基本的に収入が発生しない時期なので、
 ただただ疲弊するだけの時期も多かった。
 あと多少用意しておいたまとまった金が予想外の展開で消えたりするので、
 まさに人生一寸先は闇だとは思った。
  (今後の人生における酒の席の話としては使えるかもしれない)

 ネット上で受けた部分に関しては支払ってもらえない仕事もあった。
 ネット上だとデータのみのやり取りで入りやすいのだけど、
 実時間が目に見えないからか時給500円以下の振り方もされる。
 その上で払われない(連絡が来なくなる)のもあった。
 あと間で仲介10%、振込手数料いくら、引き落とし手数料いくらってやると、
 手元に来ないのもあった。
 売上とは言えないが経験を積めるという意味では逆に授業料として納得する。


・必要な設備と道具の不足

準備資金が予定外の出費にぶっ飛び、
 また、信頼も実績もない人間がまとまった金を借りられるわけもなく、
 「そのぐらいはちゃんと準備しておけ、仕事なめてんのか」と
 責められて何も言い返せないのが軽トラと教習用パソコンの不足。
 また、チェーンソーやインパクトドライバーなども変えず、
 全て手作業で乗り切ったため時間単価が超低くなり、
 時給300円以下だったこともある。
 あと普通に「道具がないならプロじゃないじゃん」という感想も出てくる。
 ちなみに高性能プリンタやソフトウェア、PCの方も必要性があり、
 この辺を現場の創意工夫とアイデアで乗り切るにもギリギリである。
 (故に色々と『現在は道具が無くてできません』と説明せざる負えない)


・資格

最高に問題となっている資格の取得。
 実は取りに行って取れないという前に、資格を取る金が準備できない。
 かなり前から、

 収入を上げる為に仕事の幅を広げる資格を取ろうとして、
 資格をとるためにかかるお金を払うための仕事を増やすための資格を
 取るためのお金を得るための資格を取ってみて収入を上げようとしている状態

 が落語っぽい現実としてある。
 つまり、このままでは何もやってないのと同じ。

    ○もう少し踏み込んだ話。
     前々から、資格の取得の方向で絞った結果として
     第二種電気工事士と普通自動車免許第二種は取る方向で決めている。
     電気工事士第二種は年に2回の試験があってどちらか一回のみ9300円。
     普通自動車免許第二種(もしくは中型)の場合は、
     現実的なのは泊まり込み合宿系でとってしまう方法で、
     それでも最低で2~30万円は覚悟する感じなので現実的でもない。

     現実をみれば、まずは電気工事士の方をとり、
     収入が上げられる見込みをつくってから先に進むしかない。
     ちなみに平成28年の上記試験受付が3月16日~4月6日。
     試験日が筆記で6月5日、技能で7月の23,24。
     下記受付が6月16~29日だそうなので、
     狙うとしたらここからになる。
     去年は下記試験の9300円と会場までの交通費が容易出来ず失敗した。

     ちなみに通信教育とかの勉強費用だと6万円かかる。

・ショップ

ネットショップはまともに売れていない。 
 というか、色々問題があり商品が増えていない。
 ヤフオクは仕組みが1年で動きまくり、かんたん決済は手数料無料になったが、
 出品者手数料が販売価格から引く分で約5%から8%になったため、
 自分としては色々考えが甘くて失敗した。

    ○踏み込んだ話。
     ヤフオク等は手数料で取られる分を売上に乗せる計算で売っていない。
      というのも、ヤフオクそのものでまず評価を一定数得ておかないと
     それが数字で見えてしまうため、赤字でない程度に安くして流している。
     また、その辺りが見る人は見るので送料に関しても上乗せ式にせず、
     言うならただの先行話題づくりなので、
     例えば300円で売れるが送料が1000円では損したイメージが強いので、
     送料を下げて不足分はこちらで払いますとして売っていた。
     その辺でこちらの作業時間を含め、手数料5%の時は
     損して得とれ方式で雑だったが、8%だと赤字になるのも増えて、
     無理にやる事でもなくなった。
     オークション代行に関しても『儲けたい』という人には、
     単価が安すぎるものでは話が通らないので、
     『勿体ないから誰かにあげたい』ぐらいの人しか話がまとまらず、
     だったら無料であげる仲介した方がウケがいいという不思議な現象に入った。


・金策面

完全に失敗。 金融会社的信用がないのだから仕方ない。


・営業と信用問題

話をしにいっても会社じゃなく後ろ盾のブランドがないわけなので、
 基本的には「どんな人間か知ってもらう」ための説明が長くて、
 「そうか、頑張ってね」で終わるのがほとんど。
 
 話がまとまる数が圧倒的に少ないため失敗。
(後日話がくる場合もあるのですぐには分からないのだが)

 あと失敗ではないのだが、『今の段階では失敗』だったのが、
 ネット慣れしてない人に俺のネット上の行動を見せると、
 とにかく本当に信用を失うケースがあってまいった。
 「いや、この言い回しとかは若いネットユーザーでは普通です。冗談です」
 なんてことは説明する暇もなく終わったりする。
 やはり現実は厳しい。

・余談

自分の場合の世間的評価でここ10年ぐらい、

 パソコンばっかりやってるから肉体労働は出来ない人間なんだろう

  と思う人と、

 フリーターや日雇いで働いてるからパソコン詳しいってもゲームだけだろ

 っていう評価で同じ人間に対する見方が真っ二つに分かれていて、
 結局、ネット上と私生活、町内と仕事場で適当に「そうですね」で済ませていた。

 そこでもし勇気を出して
 「馬鹿にしないでください!どちらも中途半端にできます!」
 って言ってたらそれはそれでダメだっただろう。

 そして、実際それを言ってみたところ
 こんな一年間になってました。

 実際、どちらも中途半端になるのだが、全然出来ないわけではない。
 その辺の部分を否定的に見るか、肯定的に見るかでも変わる。

 個人的にグローバル展開ってのは作業と品質の水準値を上げる方向で、
 国民総活躍社会ってのは逆に水準値を下げる事だと思っているので。
 (悪いものが増えるというのではなく、作業水準が下がらないと、
  同業で勤務経験がないとか、資格を取得してない人達で
  その仕事に就こうと考える就労者が増えないという話です)
 出来る人しか募集してないって企業もある中で、
 出来ない人が自力で少し出来るようになったら下請けで使ってくれるとこもある。
 そしてたまに出来る人しか雇わないって言ってた会社が、
 出来ない人でも雇ってくれる会社に下請けに出す事もあるので、
 頑張れば仕事がある。好転するタイミングが紙一重。


 ただ、実際は極端に肯定すると「大して出来ないくせに」って意見が出て、
 極端に否定しても「卑屈になってる」って意見がでるので、
 その辺はのらりくらりとやってくしかない。
  結局どっちにしても批判されるならどっちでもいいんじゃないかでOK。
 

 ちなみに俺の人生で町内最大のネガティブキャンペーンやってたのは、
 パソコンに詳しくないうちの親と親戚で、
 「うちの息子はアニメとゲームばっかりで・・・」
 って広がったイメージは素晴らしい効果を発揮して、
 いまだに「いやぁ、アニメとゲームばっかりだと聞いて心配したよ」と言われる。
 それが心底嫌だったが、そう言ってた肉体労働派の親父や親戚から
 学んだ技術や仕事のやり方で仕事を得たりしている部分もあって、
 人生というのは最終的に全てを超越するなと不思議である。
 

 あと今更どうでもいいが俺が行こうとしてたのはアニメやゲームじゃなくて、
 映画監督の学科だったという。

 
 そんな人生

 まだ、つづく








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